リサは全く緊張感が無くご機嫌。
ちょうど点滴を入れるのが、じいじばあばの面会時間と重なってしまい、大泣きをした後だったので、疲れきって笑顔が無かったのが残念だけど、その後一眠りしたらまた機嫌を直して、いっぱいおしゃべり。
おかしかったのが、ICUの看護師さんが挨拶に来てくれたとき、それまで眠くてぐずぐずしかけていたのが、看護師さんの顔を見た途端にニコニコしてしゃべり始めたこと。若くてかわいらしい人だったからなのか、緑色の制服が気に入ったのか、とにかく愛想を振りまきまくりで、NICUの看護師さんたちも「普段私たちにはそこまでニコニコしないよね、ずるい」と大笑い。
夜に麻酔科の先生が来たときも、ニコニコしたらしい。
18時頃に麻酔科の先生の話があると聞いていたので待機していたら、結局20時過ぎ、先生のオペが終わった後。
外科の先生の話も当然、予定の20時より遅れ、21時過ぎになった。
先生たちは本当に多忙だ。
執刀してくれるのは、S先生だが、超多忙なので直接会うことはなさそう。説明をしてくれたのは、リサの一番最初の肺動脈の手術をしてくれたI先生。S先生と岡山で一緒に手術をしていたベテラン。
「この子の場合は、体も大きくなったし、月齢も4ヶ月以上過ぎて体力があるから、新生児の手術とは比べ物にならないですよ」と頼もしい言葉。
先日のカテーテル検査で、リサの心臓はそんなに悪い状態ではないことがわかってきた。「左心室は、動かない部分があるけど、動く部分はしっかり動いているので、いわゆる左心低形成症候群よりはだいぶいいですよ。大動脈も細めだけど正常です。これはリスクを下げる上では重要です」
今回行うのは、
- 大動脈再建術:ステントを入れた部分は動脈から切除
- DKS吻合:左心室から出ている大動脈の根元から切り取り、右心室から出ている肺動脈とくっつける
- 両方向性グレン手術:上大動脈と肺動脈をくっ付ける
- 心房中隔切除術:卵円孔の周りごと切除して穴を確保する
- 人工心肺を使うのは90−120分
私の理解する限り、こんな感じ(間違っているところもあるかも)。
実際に始めないとグレン手術が出来るかはわからず、場合によってはシャントという姑息的な手法を取らざるを得ないかも。
とにかく、今回の手術が終わったら、リサは退院出来る。上半身の酸素濃度が下がるので、チアノーゼで顔色が悪くなってしまうのは覚悟しないといけない。
ただ、先生の淡々とした関西弁は、余裕綽々という感じで、こちらも安心。
全てがうまくいくことを心から祈っています。
返信削除リサちゃんにパワーと愛を送ります。
ユーリさん
削除応援ありがとうございます。
同じ心臓にトラブルを抱える子の親として、ユーリさんのブログも参考にさせていただいてますよ。
これからもよろしくお願いしますね。
ユーリ、
返信削除コメントありがとう。リサはがんばっているよ。皆の応援と愛情をたくさん受けているから、きっと大丈夫だと思う。しかし、NICU にずっと居るせいなのか、本当によく笑うんだよね。きっと皆に微笑みかけてもらって、それを真似て微笑み返しているんだろうなと、病院のみなさんからの愛情を感じているよ。