お葬式が終わって間も無く、学生時代の友人が、一通の手紙をくれました。
リサちゃんからのメッセージを預かっているよ、と。友人は、昔から霊感というか、感覚が鋭く、人のオーラが見えるときがある、と言っていました。そして「(2年ぐらい前)初めて会ったとき、リサちゃんから金色のオーラが出てたよ。他の人には見たことがない光だった」。「それ以外にも、みかんみかん、って言ってたけどどういうことかな?あと、川越ばあばが、って。足に気を付けてあげてっていう感じだったよ」と。
みかんというのは、パパの実家にいる猫で、リサは会う度に追いかけてはしゃいでいました。ルーシー、ノンタン、みかん、おもちゃのおしゃべりネコ。リサは猫が大好きでした。そのみかんは、高齢のためか体調が芳しくありません。数日前、甲状腺の手術を受けたところです。
川越ばあばは、ルーシーとリサを出会わせてくれた人。会う度にくれたプレゼントはどれもリサのお気に入りでした。川越ばあばにそのことを伝えたところ、「あら!私、足が痛いのよ。どうしてわかったのかしら」と涙を浮かべました。
友人は、「リサちゃん、私は天使、私は光、とも言ってたよ」。どうやら天使になったリサは、身近な人の不調がわかって、心配して教えにきてくれたようです。
というよりも、天使がリサとして、私たちのところで3年間過ごしてくれたのかもしれません。オムツをして、うどんとおせんべばかり食べる天使。チュッチュとルーシーが無いと眠れませんでした。
他にも、入院直前に行った箱根のホテルで、高い天井を見て、「あれなあに?」としきりに聞いてきました。アールヌーボー調の絵が描かれていて、私は「お花の絵だね」と答えましたが、その後も何度も何度も「あれは?あれは?」と聞いてきました。今思うと、何か私には見えないものが見えていたのかもしれません。
リサの保育園仲間Hちゃんは、パパとママが「リサちゃんはお空に連れて行かれたんだよ」と言ったら、「ちがうよ、自分で行ったんだよ」と答えたそうです。これも不思議なことですが、幼い子には大人にはない力があるのですね。
ICUでリサのそばにいる間、私の頭の中をぐるぐる回っていたのは、なぜか千の風になって」の「私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません」という歌詞でした。目の前で眠り続けるリサは、そこにいるけど、もういないのだと思いました。リサの自由な魂は、不自由な体から抜け出して、元気に飛び回っている感じがしました。
今も、時々はこちらに遊びに来て欲しいなと思います。
はじめまして。
返信削除うちの息子は生まれてから3ヶ月ほどNICUにいて、私が不安でネットでいろいろ調べたりしていたときに、このブログでリサちゃんに出会いました。
本当はリサちゃんが旅立ってすぐにコメントさせてもらおうと思ったのですが、なんて言葉にしてよいのか分かりませんでした。
私は霊感などは全くないし、あまりそういうのは信じない方だったのですが、リサちゃんが実は天使で、3年間この世にいてくれたというのは、素直にそうだったんだと思いました。
オーラとかも全然分かりませんが、うちの息子は心臓疾患とは関係ないのに、たまたまこのブログに出会って、他にも病気の子のブログはたくさんある中で、なぜかこのブログだけをずっと気になって見続けていたのも、言葉にはできない何かがあったのだと思います。
何も知らないのに勝手なことばかり言ってすみません。。。
でも私にとってリサちゃんは本当に光でした。
見ず知らずの私を励まし、支えて、笑顔と希望をたくさんくれました。
そしてそれをここに綴り続けてくれたご両親には、とても感謝しています。
リサちゃんのまさに天使のような明るさと頑張り、そしてご家族の愛の絆を、一生忘れません。
リサちゃん見てるかな?
いつも元気をたくさんくれてありがとう。
本当によく頑張ったね。
よかったらまたうちにも遊び来てね!!
コメント、ありがとうございます。リサのこと、そして私たちのことを気にかけてくださって嬉しいです。
返信削除リサは、いろんな人のことを笑顔にする、という使命を負って生まれてきたのかもしれませんし、立派にそれを果たしたと思います。
コメントありがとうございます。魅力の一つは、リサ本人だと信じたいですね。あとはリサママの文章力でしょうかね。
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