2013年6月11日火曜日

閉胸手術

9時から手術なので、8時ちょっと過ぎに病院へ。
いつものように手術と麻酔の同意書にサインする。
手術室への移動はやはり10人以上で大掛かりだけど、手術自体は2時間程度で終わる予定。開けている部分を消毒し、縫合する。
難しいことは無いが、閉じると胸の内部が圧迫されるので、肺に血流が行きにくくなってしまうのだけが懸案。
とはいえほとんど心配することもなく、2時間ほど待って手術室の前へ。
そうすると主治医のK先生がやってきて、血圧が40ほどに下がってしまったので、回復するのを待っているとのこと。原因ははっきりしないが、薬のアレルギーと思われる。
そんなわけで簡単に終わると思っていた手術は、またもなかなか終わらず。

やきもきして待つ事、そこから3、4時間。
執刀したI先生が出てきて、閉胸したことを知らされた。
リサは顔が赤くなって、頭を冷やされていた。心拍もCVPも高いが、見ている間に徐々に下がってきた。手術中は心拍が180ぐらいまで上がったらしい。
原因は、おそらくアルコール消毒。手術で毎回ちょっと赤くはなっていたが、全身に症状が出るほどではなかったので気付かなかったらしい。今回は内臓に直に触れたので反応が強く出たのだろう。
「両親ともお酒がほとんど飲めないんです」と言うと納得していた。
血圧が下がったため、体内の水分量を増やし、強心剤も沢山使ったので、心拍やCVPの値が高い。今はとにかく水分の排出を急ぐ。
何はともあれ、とりあえずまたも一歩前進。
ちょっとホッとしてカフェでじいじばあばと一服。
再度ICUに戻ると、処置中とのことで30分ほど待たされた。
おしっこが出ないので、腹膜透析を始めたら、おしっこが出始めたので、透析を中止したとのこと。
顔色は赤みがひいて、いろんな数値も改善してきていた。
ただ今後も容態の急変には注意が必要。
しかし毎日綱渡りで冷や冷や。この1週間で確実に寿命が10年ぐらいは縮んだ気がする。その分リサの寿命が延びればいいのに。

4 件のコメント:

  1. 毎日そばで見守る眼差しを、どれほど温かく、
    心強く赤ちゃんが感じている事でしょう。
    目を閉じていても、お話できなくても、
    あなた達を感じて癒されていると思うのです。
    そして、それは他の人では出来ない事です。
    陰ながら応援しております。

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  2. 温かいお言葉、ありがとうございます。
    そばにいても何も出来ないのが歯がゆいです。
    大きくなったら、しんどいことは全部忘れちゃってるといいなーと思います。

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  3. 毎日こっそり見てるよ!
    ほんと何にもできなくて申し訳ないけど、毎日祈ってるよ!

    リサちゃん、そしてリサパパ、リサママがんばって!
    みんなでカレー食べれる日も祈ってるよ!

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  4. ありがとう。
    インドカリーいいね!これを乗り越えれば退院も出来るハズだから、また遊びに来てね!

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