2013年6月25日火曜日

また人工呼吸器がついた

朝6時40分に病院から電話。夜中にリサの酸素飽和度が急に下がり、急遽また人工呼吸器を装着した、現時点では落ち着いた状態とのこと。
前夜には、順調ですね、とみんなで安心したところだったので寝耳に水。
あわててリサパパと向かう。
雨の中、気ばかり急いて、バスが一つ手前の駅までしか行かないことに後で気づく。
仕方なく土砂降りの中歩いていると、子育て地蔵と呼ばれるお地蔵さんが見えた。ばあばが千羽鶴を持ってお参りしてくれたところだ。
ここでリサの無事をお願いし、はたと思いついた。たまゆらというのが映りそうだと、カメラでフラッシュを焚くと、確かに白く丸い影が映った。雨に反射したような気もするが、リサを守る精霊のようなものだと信じることにした。
リサは口に管を入れられ寝ていた。今回は筋弛緩剤までは使わず、鎮静剤の組み合わせなので、手足を動かしたり、たまに目を開けたりもする。ただ、起きると口に入った管が気持ち悪いのか、おえっとなってしまうので、なるべく起きないように薬は多め。
先生たちも今回のことは想定外だったようで、たまたま主治医のK先生が隣の子のところにいて素早い対応が出来たらしいが、もし慣れない先生しかいなかったらと思うと生きた心地がしない。K先生が翌日から海外の学会でいなくなってしまうのを知っていたかのようなタイミングに、「さびしいから先生行かないでって言ってるんですよ」と冗談半分で言うと、そばの看護師さんも、私も全く同じことを言いましたと笑っていた。先生は困った顔。優しい先生を困らせちゃいけないよ、リサ。
心拍数、血圧、呼吸数などは変わらず、酸素濃度だけがおちたらしい。
原因についてはっきりとはわからないが、考えられることとして一つは、鎮静剤を多用しているため、呼吸が浅くなり、二酸化炭素をうまく排出出来なくなり、肺に酸素が行かなくなったというもの。
呼吸器を使ったら改善したということから、血栓が詰まったなどの理由より上の理由が説得力を持つ。
であれば、リサの体に大きな問題があるということでは無いので、それならいいなと思う。
とりあえず、数日間は呼吸器を使って様子を見る。
しかしいつ何が起こるかわからないと改めて思い知らされた。

2 件のコメント:

  1. だいじょぶ、だいじょぶ。
    リサちゃんならだいじょぶ。

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  2. ありがとう。うん、きっとだいじょうぶだと思う。
    パパに似て人騒がせなんだね。

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