6回目のカテーテル（バルーン）

今日のリサのカテーテルは3番手。予定は午後だが、先の患者が風邪をひいたりしたら早まるので、念のために10時に来てと言われる。

朝8時に75ml、10時ちょっと前に最後の食事で、90mlのミルクを飲んで寝ていた。
1時間ほどして起きたが、ずっと眠そう。看護師さんに話しかけられるとにやっと笑うので、機嫌は悪くないが、点滴をした右手が自由に動かないのでちょっとイライラ。

15時過ぎにようやく移動準備。鎮静のためにセルシンを飲まされると、目が据わって、ちょっとしたことにハハハと笑い声を上げるが、顔はあまり笑っていない‥ベッドに寝かせると落ち着き無くごろんごろんと動く。鎮静どころか、ちょっとハイになっているような。

まあそんなわけで、空腹でご機嫌斜めになることなく、15時半ごろカテーテル室に移動。
終了の連絡が来たのは19時近くで、カテーテル室から出てきたのは20時ごろ。顔がパンパンなのはいつものこと。
NICUに戻ってまずは先生から今回の手術の結果を聞く。

ありがたいことに、右の肺動脈は思ったほど狭窄していなかったらしい。8月にしたCT検査の画像からするとかなり狭窄していたのだが、カテーテルをしてみたら、思いのほか、血管は開いていた。ということは、前回のバルーンが効いているということ。
そして今回のバルーンで、更にそこを広くすることが出来た。
今日、時間がかかったのは、狭窄箇所の近くから出ている血管が、バルーンによって閉塞してしまう可能性があるので、それを防ぐためにガイドワイヤを通そうとしたことによるそう。あいにくガイドワイヤを通した状態ではバルーンを通すことが出来なかったため断念したが、結果からすると、その血管は閉塞することなく残す事が出来た。
念のため、次回のカテーテルも2ヶ月後に予定しているが、それで状態が悪くなっていない事が確認出来たら、もっと頻度を下げていけるはず。
最近、心拍数が上がっているが、心臓の状態は特に悪くなっているわけでは無い。このところ急速に体重が増えているので、薬の量が体重に比して少なくなっているためかもしれず、調整しているところ。
来週いっぱいぐらいまで経過を見て、退院準備を進めましょう。
という嬉しい結果だった。先生たちもホッとしていると思う。
リサ、よく頑張った！