2015年8月13日木曜日

入院4日目:ホルター心電図

病院に着くと、ナースステーションの中にリサがいた。一人で病室にいるとグズグズなのだが、大勢の人がいるとなんとか落ち着くらしい。
顔はむくんでいるのか、泣きはらしたのか、とにかくパンパン。
水分をなかなか摂りたがらないそうで、点滴終了後も、念のために針を残してある。おかげで左手は包まれていて使用不可。
 早速先生に昨日の検査の結果を聞く。リサも小部屋に同席。
結果から言うと、フォンタンに進むのに問題はなさそうで、タイミング的にはベストなのではないか。ただ、以前手術の際に生検した心臓の組織には、不整脈を起こしやすい器質が見られるので、念のために24時間心電図(ホルター心電図)を付けて検査をしておく。フォンタン手術をすると、心臓につながっている下大静脈を肺動脈につなげることになるため、カテーテルで心臓までアクセスするのが難しくなる。なので、それ以前に出来る治療はやっておかなければならない。
手術には人工血管を使う。以前は、自己心膜などを用いたことがあったが、そうすると血管が膨張したりして、かえってやり直す必要が増えたので、最近は人工血管を使うのが一般的らしい。
手術前の注意点は、とにかく風邪をひかないこと。風邪をひくと、肺の状態に影響が出るので、手術が受けられなくなってしまう。
手術は、9月末か10月初め頃になりそうだ。
 お昼ご飯のあと、お昼寝をするかと待っていたが、次々に本を広げて、寝ないように頑張っている。
 結局寝ないので、ホルター心電図を装着しに検査室へ。
ペタペタと胸にシール状の器具を貼るのだが、嫌がって大暴れ。私を含め4人がかりで押さえてなんとか完了。10cm四方ぐらいの機械をお腹に直接巻かれ、そりゃあ気分は良くないだろう。
気分転換に、プレイルームに行ってみる。多分リサが行くのは初めて。点滴や酸素のコードが付いているので、いつも自由に動けないのだ。
通常のモニター(心拍・酸素など)も足先についていて、ポシェットに入れた機械をぶら下げているので、お腹の分と合わせると2つの機械を身につけて、フラフラと歩きまわる。
入院してからほとんどベッドの上で過ごしているので、体力も落ちている。でも見慣れないおもちゃなどがたくさんあるため、嬉しそうにあっちこっち行ったり来たり。
 夜はまたパパが面会に来て、比較的すんなり眠りに落ちた。
明日には退院だよ〜

2 件のコメント:

  1. カテ検査お疲れ様でした!リサちゃんよく頑張りましたね!
    自我が強くなってからの入院は大変だろうなと思いました。
    いよいよフォンタン秒読みですね。
    無事に受けられそうなので安心しました。こちらも勝手にドキドキしてます・・・。
    と同時にとても参考になっています。
    無脾ちゃんはフォンタンに進める可能性が低かったり、進めても酸素が外れなかったりと凹む話題が多いので・・・。
    こちらはまずは歩けないとお話にならないので、療育園&訪問リハ頑張ってます!
    まずはハイハイから・・・(;´Д`)
    そして私事ですが、第2子を来月に出産予定デス!
    いろいろと大丈夫なのかしら~ん(;^ω^)
    ブログは今までどおり拝見させて頂きます☆
    まだまだ暑い上に、微妙に風邪も流行っているのでお気をつけて~!


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  2. ちーママさん、コメントありがとうございます!
    二人目のお子さん、生まれるのですね!おめでとうございます!
    子供2人のお世話、大変だと思いますが、がんばってくださいね。

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