小さなメーカーらしく、実物を見られるのは静岡の社内にあるショールームのみ。完全予約制で、平日しかオープンしていない。
というわけで、足を伸ばして行ってみた。
本当に小さなスペースで、メガネをかけた感じのいい若い女性が対応してくれた。あーでもない、こーでもないといろいろな物を棚に並べてみたり。
最初は、これがいいかなーと思っていたのだけど、
いろいろ見ているうちに、あれもいいかも、これもいいかも‥
どうやら、静岡 市は、晩年に徳川家康が住んでいたということもあり、菩提を納める「久能山東照宮」を建てるために全国から腕のいい大工や職人が集まったらしい。そのため今も指物職人さんが多く、ここの仏具なども、そういう職人さんたちが手作りしているらしい。確かにどれもとても仕上げが丁寧で、手触りもよい。量産出来ないので、全国展開していないのだとか。
こんなのがさりげなくていいかなあ中でも特に惹かれてしまったのが、木製の小さな小さな骨壷。コショー入れのような大きさ形。作家さんが、いろんな種類の木を削り出して作っているそう。大きさや形も微妙にいろいろ。こうしてたくさん並べると、小鳥みたいでかわいい。
結局、この入れ物をお買い上げ。仏具類はネットでオーダー出来るけど、この子たちは実際に手にとってみないと。中には屋久杉や黒檀、神代クス(地中に1000年以上埋まっていた部分)を使った、非常に貴重性の高いものも。
リサに選んだのは、赤く、ひときわツヤツヤとしたボディー(サティーネ)に、とんがりぼうし(ピンクアイボリー)。ずっしりと重みがあって、つるすべの感触がいい。
おりんの種類もたくさんあって、音もそれぞれ違う。並べまくり、鳴らしまくりの1時間半、嫌な顔一つせずに付き合っていただいて、ありがとうございました。
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