誕生二日目、我々にとってもリサにとっても思っていたよりも早い段階での初めての手術となった。
正直不安なパパママに、
F先生、F先生、K先生より
「こういうのは先手必勝なのです」
と自信漲る力強い言葉を頂いた。
このページへ辿りついた方であれば、先天性心疾患・左心低形成症候群の子供たちにとって動脈管の血流が生命線になっていることはご存知と思われるが、心臓からこの動脈管を通って臓器や下半身への血液を作り出すために、肺へ流れる血流を制限し、動脈管へ流れる血流を増やすことを目的とした手術が、この両側肺動脈絞扼術(りょうそくはいどうみゃくこうやくじゅつ)という手術のようだ。
見守ってやることしか出来ないパパママは、先生たちへリサを託すことしか出来ず、まだじいじやばあばとすら対面していないリサは、こうして初めての手術へ立ち向かうこととなった。
リサ、がんばったね!
手術から帰ってきたリサはグッタリしており、開胸手術の痕が痛々しかった。
しかしよくよく考えれば、この先に控えている手術と比べればとてもシンプルな手術だったのかもしれない。
リサ、まだまだこの先困難が待っているけど一緒にがんばろうね。
ありがとう。
両側肺動脈絞扼術(りょうそくはいどうみゃくこうやくじゅつ)について図解説付きの詳しく書かれたサイトがあるので、興味ある方はコハクちゃんブログを参照ください。
関連サイト:
コハクちゃんブログ
2013年1月に、先天性心疾患をもって産まれてきたリサのおはなし
左心室がほとんど動かないという重度の心疾患を持ち、生後3日目に開胸手術、2週間後に心臓カテーテル手術を受けました。
4ヶ月でノーウッド、両方向グレン手術を受け、2−3歳ぐらいで根治手術であるフォンタン手術を目指します。
約8ヶ月をNICUで過ごし、2013年9月に退院しました。
→2015年10月にフォンタン手術を受け、1ヶ月入院ののち退院。現在はあんよの特訓中。
→2016年1月、カテーテル治療後の急変により、天国へと旅立ちました。3歳と5日目のことでした。
2013年1月24日木曜日
2013年1月22日火曜日
リサ誕生
2013年1月22日 14:45
周囲の不安をよそに、リサが元気に誕生。
吸引分娩のためか、少々頭が尖って見えるかも?
産まれてきたばかりのリサは、産道で苦しかったのか真っ青な状態でした。
たくさんの大人が見守る中、体のあちこちを軽く叩いたりなどで刺激を与え、オギャアと呼吸がスタート!
直ぐに NICU(集中治療室)へ連れて行こうとする先生方に、
「すいません、写真を撮らせて下さい」
とお願いした唯一のショット。
我が家の愛娘、梨紗との新生活がスタートしました。
リサママ、おつかれさまでした!
リサ、産まれてきてくれてありがとう!
パパママともに会いたかったよ。
リサママ、おつかれさまでした!
リサ、産まれてきてくれてありがとう!
パパママともに会いたかったよ。
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