2013年6月19日水曜日

乳び胸・気胸

今日は抜管の予定だったが‥
左胸の胸水を抜くためのドレーンを入れた時に、肺を傷つけてしまったそうで、肺から空気が漏れてしまっている。気胸というらしい。
外科のH先生が、しきりに「申し訳無い」と言うので、かなり好ましくない状況のよう。
また胸水が少し白濁していたので、乳び胸だと思われる、よって母乳は中止して、代わりにMCTミルクに切り替えるとのこと。
いろいろな話があったので、ちょっと混乱したが、頭を整理すると、
・術後から胸に水が溜まっていたので、その時点で乳び胸(Wikiによると:乳糜胸-にゅうびきょう、胸管から漏出した乳び(乳糜:腸管からの脂肪球を含むリンパ球が胸腔内に貯留した状態)だったと思われるが、母乳の摂取を始めたことによって胸水が白濁したのでわかった。対策としては脂肪分の無いMCTミルクに切り替えて少しでも栄養を入れ、回復するのを待つ。リンパ管が傷ついてしまうのは、このような大手術の場合はほとんど避けられないことらしい。その胸水は50mlほどあって、リサの左肺を圧迫していたよう。それが抜けたことによって少し呼吸が落ち着いた。
・あいにく胸に管を入れる処置中に肺に孔が開いてしまったらしい。人工呼吸器を使っていると孔を大きくしてしまう可能性がある。

つまり、現地点で最優先なのは、人工呼吸器を外すということ。といっても今日はいろんな処置で負担が大きかったので、鎮静剤を増やしているため無理。明日、リサの容態を見ながら外すことになった。
気胸は本当に残念。何が悔しいって、処置をしたのがH先生だったこと。H先生は新しく赴任してきたらしく、今回の手術で初めて会った。K先生を始め、今までお世話になっている先生方は、ものすごく気配りをしてくれる丁寧な方々。そしてもちろんリサが生まれてからずっと面倒を見てくれている。だから、K先生やI先生がちょっとミスったとしても、避けようが無かったことだと思えるけど。
とはいえ、起こってしまったことは仕方が無い。
リサの回復力を信じるしかない。
幸い、リサの数値も状態も悪くなっているわけではない。夕方には昨日より顔も白くなっていて、うっ血が取れたよう。
かわいいキューピーさん。

2 件のコメント:

  1. かわいいQPりさちゃん、あしたもがんばろうね。

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  2. 毎日がんばってますよ〜!

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